※サイトのお引越しをしたため、日付にずれがある場合があります。こちらの記事は2021年1月24日に投稿したものです。
2020年11月から、マウスピースによる歯列矯正を開始しました。
現在は全ての工程を修了し、リテーナー生活をしています。
参考程度にご覧いただけると幸いです。
出っ歯で上下ガチャガチャの私がついに、歯列矯正することを決意しました。
きっかけや費用などについて詳細はこちらの記事をご覧ください。
現在では全ての過程を終えてリテーナーを装着し、相変わらずマウスピースと共に生活しています。
始めてから2年経った今振り返って感じることもお伝えしたいと思いますのでお楽しみに。
歯列矯正について
歯列矯正について考えたのは、今回が初めてではありません。
小学生の頃から歯医者さんから矯正を勧められていたのですが、当時の私はとにかく痛いのが嫌だったことと頻繁に通院しなくてはいけないことがとても嫌で、頑なに拒否していました。
小さい頃は歯並びも相まって歯磨きが上手くできず、定期的にメンテナンスをしてもらっていたのです。
歯を真っ赤にさせられ、拷問のようなフロス攻撃と仕上げのフッ素がもう・・・
思い出すだけで今も唾液が止まりません。
大人になった今でも不快感が忘れられないのに、小学生だった私がここにさらなる痛みが伴うワイヤー矯正を受け入れることができたでしょうか。
痛いなら、頻繁に歯医者に通うくらいなら、歯並びガタガタで生活する方がはるかに幸せだったのです。
ちなみにどれくらいのガタガタ具合だったかというと
このくらいです。(矯正スタート前の画像)
親知らずはこの3年ほど前に抜いてしまったので、奥歯は比較的綺麗なままにすることができました。
つまり前歯の並びが悪く、特に上の歯は意識していないと口の中にしまえない時があるほど。
とは言っても私の周りにはもっとガタガタしている人もいたし、当時は歯並びを揃える必要性を感じなかったこともあり話は流れました。
その後も何年かおきにメンテナンスに行き、久しぶりに去年(2020年)に見てもらったときに、インビザラインの話を聞いたというわけです。
詳しいきっかけについてはこちらをご覧ください。
ワイヤー矯正はするべきだった?
完全に後日談になってしまうわけですが、今になってワイヤー矯正を見送って良かったと思うことがあります。
実は私は趣味で音楽の制作なんかをしております。
その活動の基本となる知識は、学生時代に所属した吹奏楽部で得た知識でした。
そもそも中学生になった当初は吹奏楽部なんて眼中になく、陸上をやるつもりだったのです。
それが友達に誘われて部活見学に行ったが最後、楽器の楽しさに溺れてそのまま入部してしまいました。
経験者の方はお気づきかもしれませんが、楽器を演奏するにあたってワイヤー矯正はかなりのハードルになります。
唇を楽器に当てて演奏する金管楽器はワイヤーが口内を傷つけてしまうし、口で覆う木管楽器は口内はおろか楽器も傷つけてしまいます。
もし私がワイヤー矯正に踏みきって吹奏楽部を選択していなかったら、おそらくこのブログも存在していなかったでしょう。
今となっては自分の好きなように音楽を作ることができてとても満足してますし、音楽がきっかけでブログ立ち上げなどもできたので、あの時ワイヤー矯正をしていなくて本当に良かったと思っています。
歯列矯正スタート
マウスピース矯正はワイヤー矯正と違って、食べ物や行動にあまり制限がありません。
ただマウスピースを1日最低20時間は装着しなくてはいけないことと、歯を動かすためのアタッチメントというものを歯にくっつける必要があるので、慣れるまでは少し違和感があるという説明を受けました。
インビザラインを始めるか悩んでいる方向けに、ぜひ知っておいて欲しいことをまとめていますので、ぜひご覧ください。
1枚目
色々なパターンがありますが、私は抜歯はせずに少しずつ歯をスライスして合わせて行く流れになりました。
1枚目をつけるにはまずアタッチメントとスライス作業があるので1時間半くらいかかりました。
ちなみにスライスはエナメル層の部分のみになるので、痛そうな音はしますが全く痛くなかったです。
無事施術も終わって帰宅・・・
初めは歯茎の筋肉痛のような痛みとマウスピース装着による違和感、という印象でしたが、第一関門はマウスピースを外す作業でした。
爪を引っ掛けて奥歯側から外すと教わったのですが、マウスピースが前歯にガッチリはまっていて、外そうとするとそれはそれは大変な激痛が走るのです。
爪も欠けそうだし前歯は痛すぎる。
食事の前のマウスピース外す時間が本当に恐怖。
しかし、徐々に歯が動いてくると外すのも痛くなくなりました。
そしてマウスピース装着時は、糖分が含まれている飲み物はNGです。
マウスピースと歯の隙間に入ってしまうと唾液が届かず分解できないため、あっという間に虫歯になってしまうからだそうです。
水かお茶ならOKと聞いていたので、私は大好きなほうじ茶を飲んでいたのですが、まあ着色がすごかったです。
そんなこともあり、食事の時以外は水や白湯を飲むようになりました。
2〜4枚目
1枚目の時の筋肉痛のような痛みを想定していましたが、2枚目からは歯軋りしたくなるような痛みはありませんでした。
ただマウスピースを外す時の痛みは相変わらずです。
アライナーを付け替えてから3日くらいは泣きながら外しています・・・。
それから1枚目はほうじ茶色に染まってしまったのであまり気になりませんでしたが、2枚目からマウスピースに白く曇ったようなものが発見されるようになりました。
これも歯医者さんに教わったのですが、歯のプラーク(磨き残しなどによる汚れ)がマウスピースに付着したものだそうです。
マウスピースの汚れを見ながら、自分の歯に該当する箇所を念入りに磨くようになりました。
5枚目
5枚目を装着するには、また歯をスライスしなくてはなりませんでした。
最初にスライスした時は上下とも奥歯の手前あたりにある歯でしたが、今回は上の前歯です。
脳に響く良い音を轟かせながら前歯を削られ、真ん中にぽっかり隙間ができてしまうのではと心配しながらもなんとか終了しました。
あとで歯を見てみたらそんなことはなく、前歯の中心ではなく外側を削られたようです。
やっぱり外す時は痛くて爪も欠けそうで大変でしたが、そんな私の口内状況にも明確な変化が現れはじめます。
続きはこちら
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
歯列矯正のレポート記事を書こうと思ったのが6枚目の時だったので、少し内容が薄くなってしまいました。
それでも強く覚えていることは、外す時の痛みです。
おそらくマウスピース矯正をする誰もが必ず通る道ではないでしょうか。
・外す時は激痛
・2枚目以降は装着時の痛みはそれほどでもない
・外す時はやっぱり激痛
・ほうじ茶を飲んだら確実に着色する
・アライナーの白い曇りはよく歯を磨けていない証拠
6枚目のレポート記事はこちら
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実際に施術を受けたインビザラインの記録をまとめています。